アンバランス～不実な俺様部長の甘い誘惑～

私は留奈ちゃんとオシャレの話で盛り上がる。


留維は何も言わず…温かい視線を留奈ちゃんに向けていた。



｢パパとは話しないの??」


「ううん…でもたくさんはお話しない…パパ…お仕事で忙しいから」


「そっか～」


「でも…この間…友達の誕生日パーティに行く服を縫ってくれた…。皆…何処のブランドって聞かれて…パパが縫ったのって言ったら…驚いてた」



｢変なコト言うなよ～留奈」



「だって自慢したかったんだもん・・・」



｢もっと違うコトで自慢しろ////」
留維は頬を染めて、留奈ちゃんに吐き捨てる。


留維の言い方は冷たいけど…娘の為にパーティ服を縫うなんて。
愛情がある証拠。