アンバランス~不実な俺様部長の甘い誘惑~
「…留維…お前は俺が居なきゃ…何も出来ないクセに…」



「奏太?」



「まあ~しゃあねえな~お前は温室育ちのお坊ちゃまだから…いつまでも…今在る…現実を見られず…フラフラして情けない…」



奏太は俺に向かって血の混じった唾を吹っ掛ける。



「お前には何の力もない…デザイナーとしての腕だって俺が上だ…」



「何だと!!!?」



俺の神経を逆撫でする奏太。



「人の女房を寝取りやがって…お前なんか死ね!!」


俺は奏太の首を締め上げた。






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