アンバランス~不実な俺様部長の甘い誘惑~
麻紘のお友達が身を構えていた。



私は留維の隣に立ってそんな様相を見守る。



麻紘の投げたブーケは天井高く上がって舞う。



「!!?」



何と受け取ったのは…留奈ちゃん!!!?




「はい!!千紘ちゃん!!」



留奈ちゃんは私にブーケを渡した。



「次に花嫁になるのは千紘ちゃんだよ!!私のママになって!!」



周囲は私たちに注目。



留奈ちゃんは左手に持っていたパーティバックから小さな箱を出して来た。



「これ・・・サンタからプレゼント!!お誕生日もおめでとう!!」
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