『美しく輝け ~団長と姫~』
『桃香は大丈夫だよ。
だって大地くんはさっきから
美琴のこと見てるから・・・。』
『はぁ?! も、桃香ちゃん。
何で俺が美琴のこと
見てることわかったんだ?』
『ん? 女の感・・・ってやつかな。』
『そうなんだ…。』
とか話している間に曲が流れ始めた。
それから、いろんな女子と手を繋ぎ。
曲は2曲目に入りそうなところ。
次は美琴と手を繋ぐことができる。
もう、心臓はドキドキしている。
『大地くん。』
そう言って美琴が俺と手を繋いでくれた。
やっぱり、俺は美琴が好き。
話したいことはいっぱいあったけど、
幸せな時間はあっという間に
過ぎるもので。
美琴は違う人の手に渡っていった。