『美しく輝け ~団長と姫~』
『え・・・?』
美琴は驚いて目を大きく開けている。
俺が代わりに直人に言った。
『美琴は応援副団長だって。』
『はぁ?』
まだ、理解が出来てない直人に
応援団の名簿を見せる。
そこには応援副団長のところに
しっかりと美琴と書かれていた。
『まじかよ。俺のせいだ。』
と自分を責め始めた直人。
『正直、副団長とかめんどくさい。とか思ったろ?』
『そんなことないよ。』
といって、笑う美琴。
本当に優しいんだな。
『本当にゴメンな。』
『うん。私、頑張るから大丈夫だよ。』