不良くんと鈍感ちゃん

「ぐあぁぁあぁ‥わかんねぇ‥何?これ何?意味わかんね!!なんで?は?は?え?」

輝大は予想以上に馬鹿だった‥

「だから、落ち着いてやれ!!‥ここは、こうして‥‥」

「‥飛都のやり方、むずい!!」

「お前が馬鹿すぎんだろ!!」

すると、

「‥飛都!!」

海那の声が‥

「海那?」

「遊びに来た!!」

「ちょうどいいとこに来た!!」


―――――

―――




「海姉、わかりやす!!」

「飛都のやり方は難しいんだよ」

「あっちの方が簡単だろ?」

「簡単だけど、基礎も知らない輝大にわかるわけがないでしょ!!」

「海姉‥何気けなしてる‥」


そう。

輝大の家庭教師をやってもらっている。


< 44 / 100 >

この作品をシェア

pagetop