不良くんと鈍感ちゃん
兄弟たちに、言いたいことを言って‥
「いざ、出陣!!‥行ってくるな」
「「いってらっしゃい!!」」
俺が向かおうとした時、
「飛都!!」
でっかい声で名前を呼ばれた‥
振り向くと、そこにいたのは‥
「海那‥」
「あたしは!!少し遅れて行くから!あっちで待っててよ!!」
息を切らしながら、そう言った。
「わかったよ!!しょうがねぇから待っててやるよ!!」
俺はそう言って、飛行機乗り場へと向かった‥