天神学園高等部の奇怪な面々Ⅶ
しかし、完全勝利だというのに。
「むー…」
遡雫さんは物足りないご様子。
既に決着がついたのを確認して。
「柿ピー」
遡雫は柿ピーに呼びかける。
コースを逆走した柿ピーは。
「うわっ!」
何と白組の巨漢のコースに吊るされていたもう一つのパンを咥えて戻ってくる。
「ありがと柿ピー…食べ足りないよねぇ…♪」
「「「えぇええぇえぇえぇぇぇえぇ」」」
遡雫の言葉に、全校生徒が声を上げた。
「むー…」
遡雫さんは物足りないご様子。
既に決着がついたのを確認して。
「柿ピー」
遡雫は柿ピーに呼びかける。
コースを逆走した柿ピーは。
「うわっ!」
何と白組の巨漢のコースに吊るされていたもう一つのパンを咥えて戻ってくる。
「ありがと柿ピー…食べ足りないよねぇ…♪」
「「「えぇええぇえぇえぇぇぇえぇ」」」
遡雫の言葉に、全校生徒が声を上げた。