天神学園高等部の奇怪な面々Ⅶ
チャーリーを連れて冬月が戻る頃。
「チッ、お前ももう戻ってきたか」
実行委員長も『品物』を手に戻ってきていた。
彼が持ってきたのは。
「私に何の用なの…?」
「……」
呟く遡雫と、コクコクと頷く小夜。
この二人が、実行委員長の借りてきた『品物』。
勘のいい読者諸兄ならばもうお気づきだろう。
実行委員長は龍太郎に、冬月は龍娘に。
『品物』の書かれたクジを見せる。
書いてあったのはズバリ。
『審査員が愛して止まない異性一人、コロコロ♪』
…………明らかに生徒会長の策略であった。
「チッ、お前ももう戻ってきたか」
実行委員長も『品物』を手に戻ってきていた。
彼が持ってきたのは。
「私に何の用なの…?」
「……」
呟く遡雫と、コクコクと頷く小夜。
この二人が、実行委員長の借りてきた『品物』。
勘のいい読者諸兄ならばもうお気づきだろう。
実行委員長は龍太郎に、冬月は龍娘に。
『品物』の書かれたクジを見せる。
書いてあったのはズバリ。
『審査員が愛して止まない異性一人、コロコロ♪』
…………明らかに生徒会長の策略であった。