天神学園高等部の奇怪な面々Ⅶ
「あー、そこ歩いているアンタ」
アモルは道行く一人の男子生徒を呼び止める。
「次の競技は何だったか知ってる?」
「え…確か二人三脚だったと思いますけど…」
体操服とは思えないゴスロリな衣装を纏うアモルに驚きつつ、生徒が答える。
「二人三脚ねぇ…」
死んだ魚のような瞳をして、アンニュイな溜息をつくアモル。
美人だ。
思わず視線を釘付けにせずにはいられない。
しかし長く見つめていると魂を奪われそうな危うさを感じさせるのもまた事実。
アモルは道行く一人の男子生徒を呼び止める。
「次の競技は何だったか知ってる?」
「え…確か二人三脚だったと思いますけど…」
体操服とは思えないゴスロリな衣装を纏うアモルに驚きつつ、生徒が答える。
「二人三脚ねぇ…」
死んだ魚のような瞳をして、アンニュイな溜息をつくアモル。
美人だ。
思わず視線を釘付けにせずにはいられない。
しかし長く見つめていると魂を奪われそうな危うさを感じさせるのもまた事実。