青空恋君
そんな感じで遊んでいる時も
気が気じゃなかった。

大岩は結局こなくって5人で遊んだ。
いったところはボーリング。

皆はしゃいでいたから俺だけ浮いてたかも

帰り道。はしゃぎなから歩いている
來と大樹と是永の後ろで夕暮さんと歩いていた

「今日は楽しかった~」

笑顔で言う夕暮さんにドキッとしながらも

「そうだね」

と一応笑顔でかえした

「ねぇ。空くん」

「ん?」

急にピタッと足を止めて俺を見上げている夕暮さん

「どうしたの?」

そう聞いても夕暮さんは黙ったまま。
それどころか俯いてしまった。

「夕暮さん?」

「あのさ」

そう言って再び顔をあげた。
その顔はイチゴみたいに真っ赤だった。

「告白の返事。聞いてもいい?」

あ。まじかよ。今のタイミング?
てか本気で夕暮さんにやられてる。俺。

俺はライがすきなのに────

でも。今しかないから。
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