青空恋君
で。今になります・・・。

「はいは~い!やっときたよ席替えが!!」

「ィェ~ィ★」

なぜか学級委員大盛り上がり。
ちなみに皆も・・・。
僕だけ浮いてる気がする・・・。

「はいはい。このくじ引いてね~じゃぁ。らいちんから」
らいは席をたってはこのなかをぐるぐるかき混ぜている

皆も次から次へと立ち上がってくじを引いていった

ぼくも引いた。結果。

なんだよ。席かわんねぇー・・・。
まぁ。よかったかもな。
皆が席を移動する中。僕は空を見上げていた。

ガタッ
と音がして前を向いた。

「あっ後ろ上之くんかっ☆」
明るい声が上から降ってきた。

声の主は学年で二番目にかわいいと言われている

夕暮日向ユウグレヒナタ
(ちなみに一番は來)

きれいに形を整えたボブが少し揺れて
きれいにまっすぐに切ってある前髪の
中からきれいな大きい瞳が見えた

「いちょー自己紹介すんね。夕暮日向です」

にっこり笑ってその後に「今更か」
といって再び笑った



< 7 / 38 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop