契約結婚
はぁ…
とため息をついていると
「羽音どうしたの?ため息なんかついて…」
「奈美ちゃん…ううん!なんでもない」
奈美ちゃんが心配してくれた
「そう…何かあったら言いなさいよ?」
「ありがとう…」
「とりあえずお昼食べに行こ!」
「あ…」
下の方に視線を向けると
バッグの中にはお弁当が2つ…
「ごめん奈美ちゃん…ちょっと用があるから先食べてて!」
「羽音?まぁわかったよ!」
私はお弁当を持って
社長室へ向かった