契約結婚













「柊さん! お待たせしました!」




「いえ、大丈夫ですよ」




「ありがとうございます」






柊さんほんとイケメンだな…秘書なんてもったいない…その上優しいし




「私の顔に何かついてますか?」



「へ…? いや、あの…イケメンなのに秘書なんてもったいないなって…」



あ、言ったらまずかった…?





「ふふ…私は社長を尊敬していて社長のそばで支えられるこの仕事をやれることを嬉しく思っています。」




そう話してくれた







「社長が突然結婚なんて驚きましたが、羽音様を見て納得しました。 これからも社長をお願いします。」




「お、お願いしますなんて! こちらこそ!」



私は慌てて言った










「では、参りましょうか」





私は柊さんの車に乗り、会社に向かった









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