契約結婚









ご飯を食べた後、将大からお弁当箱を預かっていたのを思い出し



「これ、将大から」





そのお弁当箱を見ると羽音はたちまち笑顔になった



「ムカつく…」



「…へ?」








「…将大にお弁当やるの禁止」




「え?なんでですか?」







この鈍感…



「奴隷の分際で俺に逆らうつもりか…?」



「お弁当ぐらい…」






あームカつく


俺は無理やり羽音の唇を奪った








「はぁ…はぁ」



「とりあえず将大にお弁当は作るな」








そう言って俺はお風呂に入りに行った










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