言葉にしなきゃ伝わらない。



「おぉ..そうか知り合いじゃ無かったか。よし、この話は終わりにしようか!!」


明るく、この場の雰囲気を読み、さっと話を切った。



おかしな教室の空気。



すべて・・・私から...だと思う。




「よ~し、立花も座れ!!・・な?」


先生に言われたまま、そっと座った。



ぐるぐると渦巻く心

押さえられない思い




今に飛び出して叫んでしまいたい。



でも・・私には、そんな勇気も行動力も無い。




周りに助けられてばかりだったから

自分は守られていただけだから



全部・・・全部・・・人任せ。



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