言葉にしなきゃ伝わらない。


偽りの笑顔や偽りの感情。


あなた達に優しくされるたびに・・・悲しくなる。



私がやりたいと思う事は、すべてやらせてくれた偽物の親達。

そんな優しさに居心地が悪くストレスがたまる。


どうせ・・・あんた達も可哀そうな子を引き取った心の優しい親っていう仮面をかぶりたいだけなんでしょう?




誰がこんな生活を望んでいたというのだろう?




どんどん・・・人間的感情が薄れていく....少し怖かった。






そんな生活を送っていった、ある日の事―――


そう....この日から、すべてが崩れさり変わっていった。




木製の机とセットの椅子に座り、いつものように夕食を食べている時だった。
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