言葉にしなきゃ伝わらない。
『優心、今まで・・・ありがとう。ただ、それだけ、伝えたかったの』
急いで打った文字を優心に見せた。
もう・・・今日で、優心の携帯を使う事は無くなるんだ...そう思うと、また・・・涙が出そうになる。
分かってる・・・自分が一番分かってるから。
優心は、私のために言ってくれてるんだって事...。
そんなの・・・・そんなの・・・・知ってるもん。
段々と震えてきた指を、不意に優心が自分の手で包んだ。
一瞬の出来事に戸惑っていると、優心の優しい声が聞こえ始めた。
「こんなことしか出来ん俺を許してくれ、なんて言えへんけど。美月が大好きだから、大切だから・・・考えた事なんや。俺だって、これからも傍で笑いあってたい。けどな...やっぱり俺といたら、美月が可哀想やねん」
儚そうな瞳。
立ったままの体勢の私は、もう・・どうする事も出来ない。
選択肢は一つ
そう・・・たった一つだけなの。
『離れること』
それが私達にとって、一番の解決方法。
・・・そうなんでしょう?
急いで打った文字を優心に見せた。
もう・・・今日で、優心の携帯を使う事は無くなるんだ...そう思うと、また・・・涙が出そうになる。
分かってる・・・自分が一番分かってるから。
優心は、私のために言ってくれてるんだって事...。
そんなの・・・・そんなの・・・・知ってるもん。
段々と震えてきた指を、不意に優心が自分の手で包んだ。
一瞬の出来事に戸惑っていると、優心の優しい声が聞こえ始めた。
「こんなことしか出来ん俺を許してくれ、なんて言えへんけど。美月が大好きだから、大切だから・・・考えた事なんや。俺だって、これからも傍で笑いあってたい。けどな...やっぱり俺といたら、美月が可哀想やねん」
儚そうな瞳。
立ったままの体勢の私は、もう・・どうする事も出来ない。
選択肢は一つ
そう・・・たった一つだけなの。
『離れること』
それが私達にとって、一番の解決方法。
・・・そうなんでしょう?