大好きな君

次の日の放課後

私は、真美と一緒に、たっくんを待ち伏せした。
4組の教室の前で。

「あっ、ほらたっくん来たよ」
「あ、ほんとだ。んじゃ聞いてくる」


「たっくん!次の日曜日、空いてる?」
「ん、うん」
「わかったあ!今日メールできそ?」
「できるよ♪」
「りょーかいっ んじゃ、帰ったらまたメールするから!」
「わかった」


なんか...たっくんと話してるとき、やけに4組の人達ざわざわしてたな...。
いつもはこんなじゃないはずだけど...。
まあいいやっ!

部活に行こうとすると、

ガシッ
誰かに腕を捕まれた。
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