大好きな君
冷やかしは、酷くなる一方だった。

授業中まで、カップルの話ばかり。

「3組3組ー!」「あっ、たっくんの彼女!」「あ、あっちには裕也の彼女!」

たっくんと裕也は、照れまくり。
困ってんのに、何も言わない。

まあ、一哉怖いし...。
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