大好きな君
木曜日
まだ冷やかしは止まらない。
いい加減、飽きないの?とか思う。
でも私は、たっくんを見るだけで、幸せになれたから、冷やかしなんて、気にしないようにしてた。
真美との下校中
「なんかさ、4組やばくない?」
「なにがよ?」
「冷やかしだよ」
「あー...私あんま気にしないようにしてる」
「そっかあ...でも授業中もとか...ちょっと...」
「まあねー...でもどうにもならないよーシカトシカト!」
「だね!」