大好きな君

あ、裕也に言ってない。

裕也に、電話した。

『たっくんに、フラれちゃったよ』
『え、まじ?』
『うん』
『俺が真美と別れたからかな...』
『わかんない。でも関係ないと思う』
『ごめん、俺のせいかもしんないし...』
『大丈夫だよ、裕也悪くないから』
『でも...』
『たっくんね、冷やかされるのが嫌だったみたい。だから、裕也悪くないよ?』
『そっか...』
『うん、ごめん...泣いちゃって...』
『全然いいよ、てか大丈夫!?』
『大丈夫じゃない〜泣』
裕也の優しさに触れて、涙がよけいにあふれた。
『たっくんの事...そんなに好きだったんだね』
『うん、大好きだよー...』
『ははっ!たっくん、可愛いし優しいもんね!』
『うん...裕也、ありがと』
『いえいえ』
『じゃあ、報告終了ですっ!笑あとはまた、メールで。ばいばい』
『ん、ばいばい』

あー、あとは鈴木...。
いっぱい応援してくれたし、言っとくべきだよね。