二重人格なダーリンと恋愛中。(修正中)
私をからかうように顔を近づける相庭君。




「あ、あ、相庭君!!」



「間宮が怒っても全然…怖くねえぞ~」



私は怒ってるのに相庭君は軽くあしらう。



「もおっ!私は真剣に怒ってるのよ!!」



「……俺の親父もさ…1年前に癌でさ…死んだんだ…」



「えっ!?」



相庭君のお父さんもこの世には居ないの?



怒りも相庭君の言葉でおさまる。




「…親父とお袋は…両方の親から反対されて仲で駆け落ち同然に上京。そして結婚して、俺が生まれた…。まあ~見ての通りヤンキー上がりのダメ息子だけど…親父が死んで…お袋も入院…」


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