二重人格なダーリンと恋愛中。(修正中)
途中で…相庭君はDVDを消した。


「消さなくても…」


「勉強なんて全然してねえじゃん」


「だって恥ずかしくて…観れないって言うか…」


「お前…一緒に観る相手…間違っている…」


「色々…男の人のコト教えてくれるって約束しなかった?」



「約束したけど…お前…ちょっと・・・俺を信用しすぎ…」



相庭君の声のトーンが急に耳元を擽るような低音ヴォイスに変った。




「相庭君!?」


相庭君の態度の豹変にマグを持っていた手が小刻みに震え始める。



「怖い?」


「へ、あ…」
< 88 / 237 >

この作品をシェア

pagetop