あなたに出会えてよかった。
「やっと先生の話が終わったね」
「そうだね。まぁ、いつものことだけど」 「恵子。帰ろっかぁ」
「ごめん。図書室に用があって」
「そっかぁ。じゃぁまた明日。バイバイ」
放課後、図書室に寄った。
図書室には、私一人だけだ。
読みたい本を見つけ、読んでいるといつの間にか寝てしまった。
気がつくと外はもう真っ暗。
「ヤバい。もうこんな時間だ」
私は急いで学校を出た。
帰り道、部活終わりと思われる男の子の集団かいた。
そこを通らないと帰れない。
仕方なく通った。
すると・・・
「今井?」
声をかけて来たのは、同じクラスの井上君だった。
井上君とは、小学校からの幼なじみだ。
唯一、男の子で話が出来るのは今井君だけ。
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