不良少女とストーカー!?
「ちょっ!!美咲!
あんたは全然悪くないじゃん!!」
「いいの!!真央美は拓を
祝ってあげて。じゃ。」
「ちょっ!待って!美咲!!」
あたしはたまり場を出た。
蓮にあんな言い方されたの、
初めて。
いつもよりとても低い声で…
『約束も守れないのかよ?』
かなりショックだった。
さっきの蓮はまだあたしの知らなかった
蓮の顔。
冷ややかだった。
冷たかった。
あたしはそのまま家に帰った。