砂時計
そんな事を考えていると




男の子と目があって



ドキッとしてしまった。



「なっ名前は? 



貴方の名前!!」



話を変えようと





そんな事を聞き出す。








「……レオ」








「レオ……君かぁ。



私は海!」




「うみ……?」



「そう! 



……レオ君はどうして病院に?」




「あぁ



父さんの見舞い」




ドキドキしながら




答えを待っていたのに




病院の子じゃないと思うと




シュンとする。










< 10 / 356 >

この作品をシェア

pagetop