砂時計
「なっ何で?!」



驚きと焦りを隠せない様子のレオ君に、話を進める。



「私だと思って、お守りにしてほしいの。



私もずっとレオ君と一緒にいたいから」



「海は生きてるよ。だから……そんな事言うな!」



「うん。そうだけどね……レオ君が寂しくならないようにって」


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