砂時計
「はぁっはぁっ」



息が切れる。



「海……大丈夫?」





優しくレオ君が尋ねる。



「うっうん



……全然大丈夫……」



そう言うと




安心したように





レオ君が笑顔になる。



「よかった……。



見て! 綺麗だろ?」



レオ君が指を指す。









その方向には……。







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