砂時計
「きっと……海は大丈夫」



おばさんは目を点にして見つめる。




「レオ……君は、どうしてそんな事言えるの?」


「俺の友達が……きっと助けてくれるからです」




「友……達?」


「はい……」



自分が言った


樹夏に対しての言葉。



『友達』



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