砂時計
「あなたは……生きてるじゃない。レオと幸せだったじゃない」


女の子は二コリともせずに続ける。



「レオは……きっとあなたがいたからっ……




  幸せだった」




「……あなたは……誰?」



レオ君の事を知っている?




「樹夏よ……。レオの元カノ」




元……カノ?
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