砂時計
「あなたは……「樹夏!」」


私の言葉を遮るようにして聞こえてきた。




「あたしの事は樹夏でいいから……!」


コクンッと頷く。



「樹夏……ちゃんはレオ君とどこで出会ったの……?」



知りたい事なんて山ほどある。



だけど


樹夏ちゃんを苦しめる事になるかもしれない。
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