砂時計
「樹夏ちゃんはね……天使になったの……」



「天使に……?」





コクンッと首を上下に振る。


「樹夏ちゃんの事……私は好きだよ。



レオ君の元カノが樹夏ちゃんでよかった……」



正直、納得いかなかった。



会った時から対抗心バリバリで


何か怖そうな人だと思った。



顔は可愛いのに


いつもムスッとしてそうな……



そんな印象。
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