砂時計
「おはよう!」


明るいレオ君の声。


「待ってたよ?



 今日は病室にいなさいって」


「残念だな。




せっかくまた行こうと




思ってたのに……」


ムスッとしてレオ君が呟く。


「フフッ! 




レオ君といるだけで楽しいよ」









ホントは行きたい。


だけど




レオ君がいてくれるだけで



嬉しい。


「そんな事言われたら




嬉しすぎるだろ……」


顔が真っ赤になっている



レオ君は







すっごく可愛いと思う。



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