砂時計
スッと手が伸びてきて




呼吸器が外される。



あぁ……



これで私もこの世とはお別れか。






「海っ……!


ごめんな。




限界にまできてたのに



気づいてやれなくて……っ」





「ありがとう。


大好きだったよ。




レオ君……嬉梨と


澪梨と奈央をよろしくね」





< 340 / 356 >

この作品をシェア

pagetop