砂時計
もう



レオ君の顔に







笑顔なんてない。



「レオ君



いつかさ……デートしようね? 






私が外に出られるようになったら」





「……うん」




「学校は楽しい?」




「……うん」





「レオ君モテそうだし








私がいなくなっても幸せだね」


「……っ!?」



< 35 / 356 >

この作品をシェア

pagetop