砂時計
いきなりレオ君が



私を睨む。


「そんな事っ……」


とたんに



レオ君の目から



涙がポロポロと





床に落ちる。


「……ないっ! 



海がいないと




幸せじゃない!!」


レオ君の涙を見ていたら




涙が出そうになる。


「レオ君……っ」


堪えていた涙を流す。





< 36 / 356 >

この作品をシェア

pagetop