激甘カレは超セレブ


その後あたし達はどんどんお酒が進み、気が付いたら酔いがまわり始めていて。



「だいたい社長っていったってアンタ普段なにしてんのさ?今日初めて社内で見たし。」


「いや、僕は主にジュエリーのデザインをしてるから、部屋に籠りっきりの事が多いかな。その所為で月末は書類整理に追われますけど。」


はは、じゃないわよ。


「デザインって!マジでやってんの?てか、マジで出来んの?」


スッゲー!

すっげー!


「当たり前でしょ、社長はこの腕でこの会社をここまで大きくなさったんだから。」


「そーなの?しらなかった~!」


「いやぁ、メンタイコ無い。」


「「は?」」



「え、僕変なこと言いましたか?」


「………いえ。」


「ひゃはは!メンタイコ無いってなんだ??アンタやっぱりバカだろ?
メンタイコって博多か!アンタはメンタイコレンジャーか!」


あ~!腹が痛いっ!
痛くて堪らんわ!

メンタイコ被ってメンタイコレンジャー登場!



< 65 / 93 >

この作品をシェア

pagetop