3時間彼氏。


「え、本当ですか?」


「……、何で嘘つく必要があるの
 3時間だけでしょ?
 早くしないと時間の無駄だよ?」


「は、はい!
 じゃあ私教室から鞄とってくるんで
 校門で待ってて下さい!」





ずっと憧れの慶太先輩と
本当に付き合うことができるなんて
思いもしなかった



まあ3時間だけなんだけど



でも、
3時間だけでもいいから
先輩の彼女になりたかった



最後に
いい思い出を作りたかったんだ―……

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