水恋

「あっ、李津」

樋口先輩だ。

「樋口先輩も、実行委員…意外…」

「俺は、推薦されただけだよ。李津も、推薦?」

「いえ、運が悪くてこうなりました。克弥は、わた…俺の推薦です」

「ふうん」

そんな話しをしているうちに、三年生と思われる人達が来て、慌ててみんな、狭い談話室の半円になってる席についた。
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