毒舌メイド 【完】
「・・・熱じゃね? 真桜。」
「熱・・・? あー、道理でだるいわけだ・・・。」
「・・・・・・気づけよ。」
駿に呆れられる。
「真桜。明日、休め。」
「休む。」
「即答だな、オイ・・・。」
駿が、また呆れたような顔をする。
「休む。そして、寝る。」
「真桜は、寝るの好きだもんなー・・・。」
「・・・なんか、私が寝てばっかりの人みたい。」
「いや、本当の事だろ?」
「・・・あえて、否定はしないで置くよ。」
私は、そう言って布団の中に、潜り込む。