毒舌メイド 【完】
「・・・ま、真桜?」
「あ、ご、めん。行けば?」
私・・・どうしたんだろ。
私らしくない・・・・・・。
「・・・いかない。」
悠馬がそう言って、私の寝ているベッドに、座った。
「・・・え? いけばいいじゃん。」
「いかない。・・・俺が、真桜のそばに居たいから。」
そう言って、ニッと悠馬が笑う。
か、勘違いするから!!
「・・・は? 出て行けば、私静かで快適なんだけど・・・。」
悠馬に出て行ってほしくないのは事実。だけど、出て行ってほしいのも、事実なわけで・・・。