毒舌メイド 【完】
「んだよ?」
「っそ、その・・・しゅ、駿くん・・・に、コレ。」
そこには『メリークリスマス!』と書かれたメッセージカード。
「・・・まだ早くね?」
「だ、だからクリスマスに!」
・・・あ、なるほど。
顔を真っ赤に染める古森を見て、俺は悪戯な笑みを浮かべる。
「自分で、渡せば? クリスマスに。」
「っで、でも、駿くん・・・と、友達と遊ぶんじゃ・・・」
おどおどする古森。
おい。俺に水をぶっかけた勇気。今使うべきだっただろ。