毒舌メイド 【完】





「んだよ?」




「っそ、その・・・しゅ、駿くん・・・に、コレ。」




そこには『メリークリスマス!』と書かれたメッセージカード。




「・・・まだ早くね?」




「だ、だからクリスマスに!」




・・・あ、なるほど。




顔を真っ赤に染める古森を見て、俺は悪戯な笑みを浮かべる。




「自分で、渡せば? クリスマスに。」




「っで、でも、駿くん・・・と、友達と遊ぶんじゃ・・・」




おどおどする古森。




おい。俺に水をぶっかけた勇気。今使うべきだっただろ。



< 181 / 308 >

この作品をシェア

pagetop