毒舌メイド 【完】




私がそう言って本を読み始めた瞬間、肩をトントンとたたかれた。


振りかえれば、成本が1枚の紙を見せてくる。


「水城、これ」


「はぁ? 何、コレ」


私がそう言うと、成本は紙を読む。


「文化祭の出し物、執事喫茶。って書いてある」


見れば分かる!


だから何……?


「私に何て言ってほしいわけ?」


私は溜息を吐いて本を読む。



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