200歳の孤独なヴァンパイア
「あの…滝川くんって彼女とか…いるの?」
滝川くんのオーラに負けたかのように 後半になるにつれ声が小さくなっていった。
そしてその女子生徒のことを一回も見ずに 滝川くんは教室から出ていった。
「…?」
(本当に不思議な人…。
今ので女子全員に嫌われただろうけど。)
と思ったと同時に 女子達の叫び声が聞こえた。
「きゃー!ほんと理想の人~」
「なんか漫画とかに出てくる人みたい~」