200歳の孤独なヴァンパイア
「あっ!大倉センパイだ!」
近くにいた1年生の女の子が騒ぎだした。
その子が指差す方向を見ると そこには憧れの大倉センパイがいた。
どんどんこっちに向かってくる。
みんながそのセンパイを見る。
あたしの前まで来たときには緊張のあまり目をつむってしまった。
どくんどくん…
少しして目をあけるとセンパイがいない。
後ろを向くと センパイは3年生の美人で評判の人と手を繋いでいた。