200歳の孤独なヴァンパイア




あたしはそのあと何も言えず部屋を出た。



(やっぱ変わってる…)



あんまり関わらないことにしよう。




「羽月、どうかしたの?」



おばあちゃんがご飯をよそりながら台所から顔を覗かせた。




「あ、えっとね、滝川…さん。ご飯はいらないって」



やばい



滝川くんがおっしゃった通り挙動不審すぎる。



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