200歳の孤独なヴァンパイア




うちの学校のバスケ部はインターハイで準優勝するなど かなり優秀だ。


だから11月なのに部活をやっていられるのだ。




「でも大倉センパイも人がいいよね~」


いつも一緒に帰っている 絢奈がいった。


「え?」



「あの美人のセンパイ、他校に彼氏いるんだって。」



「えっ…そうなの?」



「うん。あたしたちまで知ってるってことは大倉センパイも普通に知ってるんだと思うよ。」


「じゃあなんで付き合ってるの?」



「しらなーい。美人だから許してるんじゃん?」



絢奈は笑って答えた。



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