200歳の孤独なヴァンパイア
出会い?!
次の日の朝
「おはよ~」
「おはよーう」
絢奈と教室で会った。
なんか教室がざわめいている。
「なんかあったの?」
「それがね~今日ついに来るんだって!例の人!」
「例の人って?」
「だから~1年のころから留学を理由に学校きてなかった男子が今日来るんだって!」
「えぇ?まじで?!」
その男子のことはそれしか知らない。
名前も顔もなんにも分からない。
「どうしようっイケメンだったら~」
「そんなうまくいくわけないじゃん。少女漫画じゃあるまいし」
「羽月はクールね~…でもそういう人に限って例の人のこと気になってるんだよねえ~」
「はあ?んなわけないじゃん」
あたしが反論しようとした瞬間担任が教室に入ってきた。
女子はワクワクした表情で 男子はしらけた顔をしていた。
「えーと、みんな知ってるかと思うけどうちのクラスに男子生徒が登校することになった。」
言い終えると同時に先生は廊下に向かって手招きした。
ガラガラ…
教室のドアがあいた。