200歳の孤独なヴァンパイア




「滝川蓮です。よろしくお願いします。」


そして丁寧に頭まで下げた。


(反抗的な不良かと思ったら意外と普通なんだ…)



「えーと席は…と。」



あたしはまさか?!と思った。今までなにもなかった隣の席に昨日から机が置いてあったからだ。



「羽月のとなりな。…っていうのはあそこの誰も座ってないところだ。」


先生は あたしの隣を指差した。



(うそ…なんでこんな展開?漫画の中にいるみたいな…)






< 9 / 41 >

この作品をシェア

pagetop